何も書けない①
書きたい欲が高まる秋。今日こそは何か出来ると思ってた。
でも結局ダメだった。
昔は色々書いていたのに、いつからか何も書けなくなってしまったんだよなあ。
まず書きたいことが思い浮かばなくなってしまったし、
それでもふんばって無理やり何か書いてみても、すぐに筆が止まってしまう。
「どうせこんなこと書いたって誰も観ないよ。」
「大体このネタも既に手垢まみれで何の面白味も無いよ。」
「知識量も中途半端だし、文才も無い。本当につまらない文章だと思うよ。」
こんな言葉がとめどなく耳元で囁かれて、すぐに心が折れてしまうんだ。
一体どうしてこんなことになったのかよく分からないし、
どうやったら以前のような「文章を書くことの楽しさ」をもう一度味わえるのかもわからない。困ったなあ。本当に困ったよう。